溜め息の数。

「溜め息ついたら幸せ逃げるで」


友達から教えてもらった言葉。
確かに。
溜め息をする時って、何だか気持ちが落ちている時じゃない?
溜め息をつくことで、何だかネガティブな考えしか思いつかないような気がする。
悩み・落ち込み・最悪・・・そんな感情が胸の中を占めている時によく飛び出してきよる。
溜め息をついたときの人の顔って、マイナスオーラが出てるように思う。
沈んだ顔・・・っていうのかな。
そんな顔をしてると、来るはずの「幸せ」もどんどん遠くなっていくような気がして。
その「幸せ」を掴む為にも、自分に言い聞かせるようにこの言葉を言い続けた。
周りの人に言うっていうか・・・本当は自分自身に言ってるようにも思った。
溜め息の数だけ幸せが逃げていくって。


そんな話をしてて「なるほど!」って思って。
中学のときから座右の目みたいなポジションで私の中に存在する言葉。
この話を中学時代大好きだった先生に話したら、先生も納得してくれた。
そしたら学年集会のときに、この話をみんなにしてくれた。
ドキドキしたけど、なんだか嬉しかった記憶がある。


そんな記憶も最近薄れてきた。
「頑張ろう」って思ってても思い通りに進まなかったり、躓いてることばっかり。
その度にどこかでいつの間にか「溜め息」。深い深い溜め息・・・。
きっと今の私は「幸せ」から遠のいているんだろうね。いっぱい逃げてっちゃってるんだろうね。
早く帰ってきてくれないかな。もう・・・戻れないのかな。


これでいいんかなぁ・・・こんなんじゃあかんよなぁ・・・無理やよなぁ・・・あぁ〜・・・・・・・・・



溜め息をつかない日。また来てくれるかなぁ そんな日。