あれから1年ですか。

福知山線脱線事故
これはJRだけでなく、電車そのものの安全性を改めて問われる大惨事となりました。


実はあの事故。
もしかしたら、私の母親が巻き込まれてたかもしれなかったんです。
あの時間帯のあの電車にいつも乗っていたから。
たまたまその日は違うルートから電車に乗って仕事へ向かっていたため、惨事には見舞われなかったんですけど・・・。


私は、この事故の第一報は友達のテレビ付ケータイからでした。


一瞬時間が止まったかのように思いました。
いそいで母親にメールして・・・返信がなかったら電話してやろうかと思ってたんですが、即返信があり、「悪運の持ち主じゃ〜ははは〜」という文面をみて安心したという(笑)


さらに後日談として、あの電車にウチの大学の友達が乗っていたようなんです。
後ろの方の車両に乗っていたため、幸い大きなケガとかはなかったんですけど・・・駅まで歩いた〜って聞きました。
きっと、この友達はあの死傷者の中にカウントされていないんだろうなぁって思ったり。



この事故で、いろんな人がいろんな思いを持ってこれからの日々を生きていかねばならなくなりました。
私と同い年の方もこの惨事で亡くなられました。
知らない人なのに、なぜか私まで悲痛な思いをしました。こんな人、きっとたくさんいるはず。


でも決して自分自身で命を絶とうとしないでください。お願いします。
亡くなられた方の分まで、ご家族の方が生きるのです。みんなで生きるのです。
幸せになるんです。きっとそれが亡くなられた方への報いであり、恩返しになると思います。
今まで生きてくれてありがとう。これからも私がアナタの分も生きていくから。と。
きっと。
きっとそんな素敵なアナタの姿を、遠く離れていても見守っててくれていると思いますよ。
時には背中を押してくれるかもしれません。
だから「どうして私もそっちへ連れてってくれないの」とか「今、そっちに行くから」とか思わないでください。決して。
アナタがしっかり地に足つけて生きていれば、必ず「生きてて良かった」と思える日が来ると思います。


軽い言葉とは思いますが、そんな日がくることを信じて、頑張ってください。
「頑張ろう」って思うだけでいいんです。まずはそこから始めましょうよ。
大丈夫です。振り返ってみると、きっと支えてくれる人がいるはずです。隣にいませんか?
人はそんなに弱くできていませんよ。大丈夫。


この日は誰にとっても大きな出来事です。
これからも胸に留めておきたい。
JR関係者各位、そして人の命にかかわる仕事をしていらっしゃる方々には、ぜひこの日のことを胸に刻んでいてほしいです。「恨み」や「妬み」、「罪悪感」とかそういうことではなくて。


改めて、「人の命に関わる仕事」に対する考えを、見直していただきたい。
決して。利益基準ではなく「人」という、生きるための原点を。





どうしてエライさんって、紙を見ながら物事を話すんだろうっていっつも思う。
まぁ余計なことを言わないように、論点からズレないようにするためなんだとは思うんだけど。
あのうすっぺらな紙の中に、本当に『想い』は詰まってるのだろうかっていう疑問が募ります。
紙の上のことだけなんじゃないか。それをすべて読んだら終わりって思ってるんじゃないか。



すいません。小娘のつぶやきだと思ってくれれば、それでいいです。