今日で1年。
2005年1月31日。
この日、ズボンドズボンからある人が卒業しました。
ベースプレイヤー、鈴木渉氏。
早いもので、ロングスカートツアーンコールから1年が経とうとしています。時間が流れるのは早い。
私は渉くんのいるズボンドズボンは何度かライブに参戦したことがあります。
ライトを浴びながら堂々と、しかも妖艶に演奏する姿はとってもかっこよくて。
あっというまに彼に魅了されていました。
「礼央ちゃんがいてるから・・・」っていうだけで、あんなにもズボンドズボンに足を運ぶことはなかったと思うよ。やっぱ土屋礼央の存在だけでなく、あのときの「ズボンドズボン」の音楽が好きだったから参戦していたように思います。
たまに礼央ちゃんのMCに割って入ってくる渉くんが可笑しかったんだよ。
ロングスカートツアー大阪公演でもいっぱい話してくれましたよね。
あれから1年。
最近ズボンドズボンを知った人は、あんまり渉くんのことは知らないかもしれません。
でも、今のズボンドズボンは彼がいたからこそ成り立っているわけで。
あれからのズボンドズボンの活動や成長は、がむしゃらながらもしっかりと地に足がついていて。けどその裏で、「鈴木渉」っていう存在がどれほど大きなものかと知らされた2005年だったように思います。
ズボンドズボンはアルバム「扉」のリリース、そしてツアーを終えた今、新しい扉をくぐりました。
渉くんがいなくなったことで、彼らは凄まじい勢いで成長していったように思います。
これからが辛く厳しいときになるかと思うけど、ズボンドズボンはズボンドズボン。
ほかのバンドにはない経験とメンバー間の信頼を持って、頑張ってくださいね。
大好きだよ。ズボンドズボン。